「Apple Watchを買うと、本当に生活は変わる?」「通知を見るくらいなら、iPhoneだけでも十分では?」
Apple Watchが気になっていても、時計に数万円をかけるほど便利なのか分からず、購入を迷う人もいるのではないでしょうか。
私はApple Watch Nike SE 第1世代・44mmを2021年3月から現在まで約5年半使っています。
本業はITエンジニアで、仕事以外でもブログや個人開発など、デスクに向かう時間が長い生活です。
この記事では、Apple Watch SEを長期間使って変わった4つの生活習慣と、長く使ったからこそ感じている不便な点を実体験ベースで紹介します。
結論|Apple Watch SEで変わったのは毎日の小さな習慣
結論からいうと、Apple Watch SEは生活を一変させるアイテムではありませんでした。
ただし、5年半使い続けるなかで、iPhoneを取り出す回数や運動への意識など、毎日の小さな行動は変わっています。
派手な変化ではないからこそ、気づけば当たり前になっているものが多く、「なくなったら不便だろうな」と感じる存在になりました。
Apple Watch Nike SEを約5年半使っている
私が使っているのは、Apple Watch Nike SE 第1世代の44mmモデルです。
2021年3月に購入し、2026年8月現在まで約5年半使っています。
本業のITエンジニアはもちろん、ブログや個人開発でもPCを使うため、1日の多くをデスクで過ごします。Apple Watchの主な用途は、通知確認、キャッシュレス決済、ランニングの記録、タイマーなどです。
Apple Watch SE自体を5年半使った感想や、現在も使い続けられている理由については、【5年半使用】Apple Watch SEは今も使える?で詳しくまとめています。
使う前と5年半使った現在を比較
Apple Watchを使う前と現在を比べると、次のように変わりました。
| 場面 | 以前 | Apple Watch使用後 |
|---|---|---|
| 通知 | iPhoneを開く | 手首で確認 |
| 支払い | 財布・iPhoneを出す | Apple Watchで決済 |
| 運動 | 感覚で終わる | 距離・時間などを記録 |
| 座りっぱなし対策 | 大体の間隔で立ち上がる | 立ち上がるよう促す通知をきっかけに席を立つ |
| 時間管理 | iPhoneでタイマー | 手首で完結 |
特にありがたいのが、座りっぱなしに気づくきっかけができたことです。
本業だけでなく、副業のブログやWebライティング、個人開発も基本的にデスクワーク。
以前も大体の間隔で立ち上がっていましたが、現在はApple Watchの通知も「そろそろ立とう」と判断するきっかけになっています。
Apple Watch SEでスマホとの付き合い方が変わった
Apple Watch SEを使って感じる大きな変化の1つが、通知を確認するだけのためにiPhoneを開く場面が減ったことです。
iPhoneは便利ですが、一度開くと本来の目的とは別のアプリを触ってしまうことがあります。
Apple Watchなら、必要な情報だけを手首で確認できるため、iPhoneを触る入口そのものを減らせました。
通知を見るためだけにiPhoneを開くことが減った
以前は通知を確認するためにiPhoneを開き、そのままX、Threads、ゲームへと脱線することがありました。
「通知を見るだけ」のはずが、気づけば別のことをしていたというパターンです。
Apple Watchを着けていれば、まず手首で通知を確認できます。
その場で確認する必要があるのか、それともあとでiPhoneを開けばよいのかを判断できるため、毎回iPhoneを手に取る必要がありません。
特にブログや個人開発の途中では、一度スマホを触ると集中が切れやすいため、この小さな違いが助かっています。
もちろん、Apple Watchを着けただけでスマホを見る時間がゼロになるわけではありません。私はiPhone側でも、SNSとの付き合い方を見直しています。
実際に取り組んでいる方法は、iPhoneでできるデジタルデトックス5選でまとめました。
支払いのたびにiPhoneや財布を出さなくなった
支払いも、Apple Watchを使い始めて変わった行動の1つです。
Apple Payに対応している店舗などでは、Apple Watchを使って非接触決済ができます。
Apple公式でも、ウォレットに支払い用カードを保存し、Apple Watchを非接触型リーダーにかざして支払う方法が案内されています。
参考:Apple WatchでApple Payを使って非接触型決済を行う|Apple
コンビニで買い物するときや電車の改札を通る際に、財布やiPhoneを取り出さず手首で支払いを済ませられるのは便利です。
1回あたりの差は数秒かもしれません。それでも日常的に繰り返す動作なので、一度この手軽さに慣れると、Apple Watchを使うのが自然になりました。
タイマーを使って作業時間を区切るようになった
Apple Watchは、時間管理にも使っています。
本業やブログ、個人開発などの作業中にタイマーを使えば、iPhoneを開かなくても手首で時間を確認できます。
Apple Watchにはタイマーアプリがあり、よく使う時間から選んだり、任意の時間を設定したりできます。
参考:Apple Watchでタイマーを設定する|Apple
iPhoneでも同じことはできます。ただ、タイマーを設定するためにiPhoneを開き、そのまま別のアプリを触ってしまっては本末転倒です。
Apple Watchで完結させることで、作業と休憩の時間を区切るためだけにスマホを触る場面を減らせました。
Apple Watch SEで運動を「記録する」習慣ができた
私は本格的なランナーではありませんが、運動不足対策としてランニングをすることがあります。
Apple Watchを使うようになってから変わったのは、ただ走って終わるのではなく、距離や時間を記録として確認するようになったことです。
ランニングの距離や時間を確認するようになった
ランニングするときはApple Watchのワークアウトを使い、走った距離や時間、心拍数などを確認しています。
Apple公式のユーザーガイドでも、ワークアウト中に経過時間、ペース、距離、消費カロリー、心拍数などを確認できると案内されています。
参考:Apple Watchでワークアウト中に調整する|Apple
以前のように「今日はこれくらい走った」で終わるのではなく、数字として残るため、前回と比べやすくなりました。
本格的にタイムを追い込む使い方ではありません。それでも「前回より走れた」と分かるだけで、小さな達成感につながります。
また、iPhoneを持たなくても記録できるので身軽な状態でランニングできることもポイントです。
デスクワーク中心だからこそ運動を意識するようになった
私の場合、本業も副業も座って作業する時間が長くなりがちです。
ITエンジニアとしてPCに向かい、仕事が終わったあともブログや個人開発を進めていると、気づけば長時間座ったままということもあります。
Apple Watchを使う前も、大体の間隔で立ち上がるようにはしていました。ただし、作業に集中していると自分の感覚だけでは忘れることがあります。
現在は、しばらく座り続けたときに届くアクティビティの通知が「そろそろ立とう」と思うきっかけになっています。
Appleのユーザーガイドによると、アクティビティの青いスタンドリングは「1時間あたり1分以上、立って動いた時間」を記録します。アクティビティの通知はApple Watch側で設定できます。
参考:Apple Watchで毎日のアクティビティを記録する|Apple
Apple Watchが座りっぱなしを完全に防いでくれるわけではありません。私にとっては、通知が自分で席を立つための合図になっている、という感覚です。
数字が残ることで自分の運動不足に気づきやすい
ランニングだけでなく、日々の活動が数字として残ることも役立っています。
大切なのは、Apple Watchを着ければ健康管理が完璧になると考えないことです。
私の場合は、「最近あまり動いていないな」と自分の状態に気づくための道具として使っています。
本業も副業もデスクワークだからこそ、運動した記録を見ることや、立ち上がるきっかけがあることに意味を感じています。
5年半使うと生活改善の気になる部分も出てきた
Apple Watch SEには便利な部分が多い一方、5年半使った現在だからこそ感じる不便さもあります。
特に気になるのがバッテリーです。
バッテリー劣化で充電を考える必要がある
現在使っているApple Watch SEは、バッテリーの最大容量が71%まで低下しています。
一般的な腕時計と違い、Apple Watchは充電が必要です。さらに長期間使ってバッテリーが劣化してくると、「いつ充電するか」まで考える必要があります。
通知や決済、運動記録などが便利でも、充電が切れてしまえば使えません。
約5年半使っている現在は、Apple Watchを生活に取り入れることで減った手間だけでなく、「充電する」という手間が増えることも実感しています。
睡眠まで記録しようとするとバッテリーが厳しい
バッテリーが劣化した現在の端末では、睡眠記録まで含めて使おうとすると充電のタイミングが難しくなります。
寝ている間も装着すると、その分だけ翌日に使えるバッテリー残量を意識しなければなりません。
私は日中の通知確認や決済、運動記録などを優先しているため、現在のApple Watch SEで睡眠まで含めて記録する使い方はしていません。
Apple Watch SE 第1世代そのもののデメリットや、5年半使った現在の状態については、Apple Watch SEの長期レビューで詳しく紹介しています。
Apple Watchは年収を上げない。でも時間の使い方は改善できた
Apple Watchを買ったからといって、年収が上がるわけではありません。
資格勉強やブログ、副業、個人開発の成果を出すには、自分で手を動かす必要があります。
それでも、毎日の小さなムダを減らし、作業しやすい環境を作る道具としては役立っています。
スマホに脱線する入口を減らして作業に集中する
本業、資格勉強、ブログ、Webライティング、個人開発。どれも集中して取り組む時間が必要です。
そこで厄介なのが、少しだけiPhoneを確認するつもりが、SNSやゲームへ脱線してしまうことです。
Apple Watchなら、通知の確認やタイマーなど、iPhoneで行っていた一部の動作を手首で完結できます。
Apple Watch自体が成果を生み出すわけではありません。しかし、自分が作業を中断するきっかけを1つ減らせるだけでも、私にとっては使う意味があります。
小さな生活改善の積み重ねを大切にする
Apple Watchを買ったから年収が上がったわけではありません。
変わったのは、もっと小さな部分です。
通知を見る。支払う。時間を測る。運動を記録する。
1つひとつは数秒から数分の違いかもしれません。それでも、仕事や資格勉強、副業を続ける生活では、小さな手間を減らして集中しやすい環境を作ることが大切だと感じています。
私はデスク環境についても少しずつ改善してきました。実際に使ってよかったものは、デスク環境で買ってよかった物6選で紹介しています。
まとめ|Apple Watch SEは生活の小さなムダを減らしてくれた
Apple Watch SEを約5年半使って、私の生活で変わったのは次の4つです。
- スマホで通知を見る回数が減った
- 支払いが身軽になった
- 運動を記録し、座りっぱなしにも気づきやすくなった
- タイマーで時間を区切るようになった
Apple Watch SEで生活が劇的に変わったわけではありません。
それでも、毎日の通知確認や支払い、運動、時間管理といった小さな行動は確実に変わりました。本業も副業もデスクワーク中心の私にとっては、スマホに脱線する入口を減らしたり、席を立つきっかけを作ったりできることもメリットです。
一方、5年半使った現在はバッテリー最大容量が71%まで低下しており、長期使用ならではの不便さもあります。
「Apple Watch SE 第1世代は2026年でも使えるのか」「5年半使った実際のメリット・デメリットをもっと知りたい」という方は、【5年半使用】Apple Watch SEは今も使える?もあわせてご覧ください。
低年収ITエンジニアとして、仕事・副業・ガジェットを通して生活を改善している過程は、プロフィールでも紹介しています。