「応用情報技術者試験を受けたいけれど、仕事と両立できる気がしない」
「科目Aを終えてから科目Bを始めるべきか、最初から並行すべきか迷う」
僕も同じように感じています。
2023年10月からITエンジニアとして働き、Javaを中心に開発・保守改修・テストを経験してきました。保有資格は基本情報技術者、Java Silver SE 11、AWS認定ソリューションアーキテクト―アソシエイトです。
2026年9月にAWS SAAへ合格した後、次の目標として応用情報技術者試験の学習を本格的に再開しました。
この記事では、平日1〜2時間、休日3〜5時間を目安に、科目Aを11月8日、科目Bを12月5日に受験するための勉強計画をまとめます。
Contents
結論|応用情報は「科目Aを軸に、科目Bを10月から並行する」

応用情報の対策は、科目Aだけを完璧にしてから科目Bへ進むよりも、科目Aを軸にしつつ、科目Bの問題形式へ早めに慣れる進め方がよいと考えています。
科目Aの学習を優先する理由は、出題範囲の全体像と基礎知識がないと、科目Bの長文問題を読んでも理解しにくいためです。
一方で、科目Bを試験直前に初めて解くと、文章量や設問の読み方に戸惑う可能性があります。そのため、10月後半から少しずつ科目Bにも取り組みます。
今回の受験計画と目標日
2026年度の応用情報技術者試験はCBT方式で実施され、今回の目標日と申込期間、科目ごとの試験実施期間は、以下のとおりです。
| 科目A試験 目標日 | 2026年11月8日(日) |
| 科目B試験 目標日 | 2026年12月5日(土) |
| 申込期間 | 2026年10月6日(火曜日)10時~2026年11月7日(土曜日)17時 |
| 科目A試験 実施期間 | 2026年10月28日(水曜日)~2026年11月10日(火曜日) |
| 科目B試験 実施期間 | 2026年11月24日(火曜日)~2026年12月6日(日曜日) |
出典:IPA|受験申込み
応用情報を受ける5つの目的
応用情報を受ける目的には、優先順位があります。
- 現場での設計・テスト理解を深める
- 資格手当を通じて年収アップにつなげる
- データベーススペシャリスト学習の土台を作る
- 上流工程に近づく準備をする
- 将来の転職・案件選択で使える実績を増やす
特に優先したいのは、設計書やテスト仕様書を読むときの理解を深めることです。
現場では、担当機能だけでなく、データベース、ネットワーク、セキュリティ、プロジェクト管理など、幅広い知識が求められます。応用情報の学習を通じて、業務で見聞きする用語を曖昧なままにしない状態を目指します。
ITエンジニア歴約3年の現在地
僕は2023年10月に未経験からITエンジニアへ転職しました。
現在はJavaを中心に、保守改修、単体・結合テスト、仕様確認などに携わっています。実務を続ける中で、目の前の作業はできても「なぜこの設計にするのか」「なぜこのテストが必要なのか」を説明できない場面がありました。
応用情報は、そうした知識の穴を埋めるための資格として取り組みます。
使用教材|3つに絞って科目A・Bを対策する

教材は増やしすぎず、役割を分けて3つに絞りました。
キタミ式は全体像をつかむために使う
最初に使うのは、『キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者』です。
使用目的は、広い出題範囲の全体像をつかむことです。記事執筆時点では第14章途中まで進んでおり、AWS SAA対策を優先した後、9月7日から学習を再開しました。
キタミ式のよい点は、図解が多く、初めて見る用語でもイメージをつかみやすいことです。
ただし、読むだけでは問題を解く力は身につきません。分からない部分で止まり続けるのではなく、まずは9月中に1周することを優先します。
Udemyの科目A講座は問題演習に使う
科目A対策では、Udemyの「4ヵ月合格を目指すための『応用情報技術者試験』短期集中講座。科目A試験で80点を目指すコース。」を使います。
目的は、問題形式に慣れ、苦手分野を見つけることです。
参考書を読んで理解したつもりでも、選択肢を前にすると迷うことがあります。AWS SAAでも、解説を読むだけでは知識が定着しませんでした。
問題演習後は、正解・不正解だけで終わらせず、以下を確認します。
- なぜ正解なのか
- 他の選択肢がなぜ誤りなのか
- 知識不足なのか、用語を混同したのか
- 設問条件を読み落としたのか
Udemyの科目B講座は10月後半から並行する
科目B対策では、Udemyの「“午後試験”対策コース。4ヵ月合格を目指すための『応用情報技術者試験 午後』40時間講座。午後問題で80点を目指すコース。」を使います。
科目Bは、科目A受験後に初めて触れるのではなく、10月後半から少しずつ始めます。
メリットは、長文問題への苦手意識を減らせることです。実務で経験のあるJava、データベース、テストに近いテーマから取り組み、設問の問い方に慣れます。
ただし、10月は科目Aが最優先です。科目Bに時間を使いすぎて、科目Aの問題演習が不足しないよう注意します。
9月|キタミ式を1周して学習の土台を作る
9月の目標は、キタミ式を1周することです。
この時期は、すべてを完璧に暗記するよりも、「どのような分野があるか」を最後まで把握することを優先します。
9月の目標は「キタミ式を1周すること」
第14章途中まで進んでいるため、既習範囲を最初からやり直すより、未学習範囲を進めます。
理解が浅い用語や苦手な章には印を付け、過去問演習で間違えたときに戻る予定です。
参考書を何周もすることが目的ではありません。問題を解いたときに復習できる土台を作ることが目的です。
平日1〜2時間、休日3〜5時間で進める
平日は、仕事後に長時間勉強できない日もあります。
そのため、平日は参考書を読む、用語を確認する、前日の誤答を見直すといった短時間の学習を中心にします。
休日は、まとまった読書や章末問題、翌週の計画確認に使います。
仕事が忙しい日は、15〜30分だけ復習する形でも問題ありません。大切なのは、学習を完全に止めないことです。
参考書だけで終わらせない理由
参考書で読んだ知識と、問題で選べる知識は別です。
AWS SAAでは、参考書を1周した後の初回模試で30%でした。この経験から、インプット後には必ず問題演習が必要だと感じています。
9月末を目安にキタミ式を1周し、10月からは科目Aの問題演習へ移ります。
関連記事:AWS SAAで実践した復習方法は、合格体験記で詳しくまとめています。
10月〜11月|科目Aの演習で弱点を見つける
10月は、科目A講座を使った問題演習を中心に進めます。
目標は、正答率だけを追うことではありません。自分がどの分野・どの理由で間違えるのかを把握することです。
科目Aは誤答理由を残して復習する
間違えた問題は、次の4つに分けて記録します。
- 知識不足
- 用語の混同
- 設問条件の読み落とし
- 2択まで絞れたが決め手がなかった
同じ問題を間違えても、原因が違えば復習方法も変わります。
知識不足ならキタミ式へ戻り、読み落としなら設問の条件に線を引くなど、原因に合わせて改善します。
AWS SAAで学んだ問題演習の進め方を活かす
AWS SAAでは、解説を読んで「分かった」と思っても、数日後に解き直すと再び迷う問題がありました。
そのため、応用情報でも解説を読むだけで終わらせず、苦手分野を教材に戻って確認します。
間違えた選択肢がなぜ誤りなのかまで理解できると、似た問題への対応力も上がるはずです。
11月8日までに優先すること
試験直前は、新しい教材を増やしません。
優先するのは、以下の3つです。
- 間違えた問題の解き直し
- 苦手分野の復習
- 試験時間を意識した演習
やることを増やすより、「間違えた内容を説明できる状態」に近づけることを優先します。
10月後半〜12月|科目Bを並行して12月5日に備える
科目Bは10月後半から始め、11月8日の科目A受験後に比重を上げます。
科目Bは実務に近いテーマから始める
最初は、Java、データベース、テスト経験と結びつけやすいテーマから取り組みます。
科目Bは、知識だけで解く試験ではありません。設問文の条件を読み取り、本文から根拠を探す力が必要です。
自分の経験だけで判断せず、問題文に書かれた条件を根拠に解答することを意識します。
科目A受験後は科目Bの比重を上げる
11月8日の科目A受験後は、科目B講座と問題演習を中心に進めます。
間違えた問題は、正解を覚えるだけでなく、本文のどこが根拠だったのかを確認します。
12月5日が近づいたら、新しい分野を広げるより、すでに取り組んだ問題を解き直す予定です。
科目Bを早めに触るメリットと注意点
早めに科目Bへ触れるメリットは、問題文の長さや形式に慣れられることです。
一方で、科目A対策が不足すると11月8日の試験に影響します。10月は科目Aを中心にし、科目Bは「慣れるための学習」と割り切ります。
まとめ|資格勉強を現場と年収アップにつなげる
応用情報の学習計画は、以下の流れで進めます。
- 9月中にキタミ式を1周する
- 10月から科目Aの問題演習を始める
- 10月後半から科目Bに触れる
- 11月8日に科目Aを受験する
- 科目A後は科目Bへ集中し、12月5日に受験する
資格取得だけが目的ではありません。
設計・テストへの理解を深め、資格手当による年収アップを目指しながら、次のデータベーススペシャリスト学習にもつなげていきます。
仕事と両立する以上、毎日完璧に進めるのは難しいはずです。それでも、短時間でも学習を続け、試験日までにやることを絞って取り組みます。