【個人開発】低年収エンジニアの挑戦

「個人開発って、何から始めればいいの?」

「実務経験が浅くてもアプリ開発はできる?」

「低年収ITエンジニアが個人開発をやる意味はある?」

このように悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

私自身、ITエンジニアとして働きながらも、実務だけでは経験できる範囲に限界を感じていました。テストや保守・改修の経験は積めるものの、設計から実装、改善まで自分で考えて進める機会は多くありません。そこで始めたのが、個人開発です。

この記事では、低年収ITエンジニアの私が個人開発を始めた理由、現在取り組んでいること、実際に感じたメリットや大変だったことを紹介します。

低年収から抜け出すための行動として、ブログ運営にも取り組んでいます。

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個人開発を始めた理由

個人開発を始めた一番の理由は、実務だけでは経験できない部分を自分で補いたかったからです。
ITエンジニアとして働いていても、設計から実装、改善まで一通り経験できるとは限りません。だからこそ、自分で考えてアプリを作る経験が必要でした。

実務だけでは経験できないことがある

現在の仕事は、テストや保守・改修が中心になることもあります。
既存のコードを読み、影響範囲を考えながら修正する経験は、実務でしか得られない部分もある、大切な業務です。一方で、自分で仕様を考えて画面や機能を設計し、実装して改善していく経験は限られます。

特にSESエンジニアの場合、参画する案件によって担当できる範囲が大きく変わります。「もっと設計や実装の経験を積みたい」と思っても、すぐに希望通りの業務を担当できるとは限りません。

個人開発なら、自分で作るものを決められます。どんな機能を作るのか、どの技術を使うのか、どこまで作り込むのか。すべて自分次第です。実務だけでは足りない経験を補う手段として、個人開発はかなり相性が良いと思っています。

年収アップにつながるスキルを身につけたい

低年収から抜け出すには、スキルを身につけるだけでなく、そのスキルを見える形にすることも大切です。資格を取ることにも意味はありますが、「実際に何が作れるのか」までは伝わりにくいものです。個人開発で作ったものがあれば、GitHubやブログを通じて自分の取り組みを見せられます。

残せる内容は、どんな目的で作ったのか、どの技術を使ったのか、どこで詰まったのか、どう改善したのか、今後どう発展させたいのか…といったものです。

転職活動でも、ただ「勉強しています」と伝えるより、「こういうものを作っています」と言える方が説得力があります。面接で技術の話をするときも、このリストがそのままネタになるはずです。個人開発をすればすぐ年収が上がるわけではありませんが、スキルアップと実績づくりを同時に進められる点で、年収アップにつながる行動の1つだと考えています。

ITエンジニア向けの転職エージェントを使った体験談も、別記事でまとめています。

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自分の生活や悩みを改善できるものを作りたい

個人開発では、ただ流行っている技術を触るだけでなく、自分の生活や悩みを改善できるものを作りたいと考えています。自分が本当に困っていることをもとにすると、アプリを作る目的がはっきりします。「誰のために作るのか」が明確になるので、機能も考えやすくなります。

私の場合は、体調管理や日々の生活改善に関心があるので、自分自身が使いたいと思えるアプリを作ることを意識しています。SHU LOGのテーマは「低年収ITエンジニアの生活改善ログ」です。個人開発も、単なる技術学習ではなく、生活改善や年収アップにつながる挑戦として記録していきたいです。

現在取り組んでいる個人開発

現在は、自分の生活改善や実務力アップにつながる個人開発に取り組んでいます。流行っている技術をなんとなく触るのではなく、自分の悩みを解決できるものや実務にもつながる学習を意識しています。ここでは、現在取り組んでいる内容を紹介します。

個人開発やブログ運営では、普段使っているMacBook Air M2をメインで使っています。

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潰瘍性大腸炎の体調管理アプリ

現在、潰瘍性大腸炎の体調管理アプリを作っています。目的は、自分自身の体調を記録しやすくすることです。日々の体調や症状は、時間が経つと忘れてしまいます。「最近どうだったか」を振り返ろうとしても、記録していなければ正確には思い出せません。そこで、日々の状態をスマホから簡単に記録できるアプリを作ることにしました。

使用している技術はSwiftです。iOSアプリとして開発しており、まずは自分が使いやすい形を目指しています。

個人開発というと、誰かに使ってもらうことを最初から考えがちですが、まずは自分自身が使いたいものを作ることも大切です。自分の悩みをもとにしているぶん、改善点も見つけやすくなります。入力のしやすさ、見返しやすさ、続けやすさ。実際に使いながら少しずつ改善していく予定です。

VueとFirebaseを使ったTODOアプリ

VueとFirebaseを使ったTODOアプリにも取り組んでいます。こちらは、Webアプリ開発の基本を学ぶ目的で作成しました。

TODOアプリはシンプルな題材ですが、実際に作ってみると学べることは多いです。画面表示、入力フォーム、データの追加・更新・削除、ユーザー認証、データ保存。一見簡単そうに見えても、実際に動く形にするには考えることがたくさんあります。

Vueを使うことで、フロントエンドの状態管理やコンポーネントの考え方を学べます。Firebaseを使うことで、認証機能やデータ保存の仕組みも体験できました。小さく作って動かす練習として、TODOアプリはちょうど良い題材です。実務でWebアプリに関わるうえでも、フロントエンドやバックエンドの流れを理解しておくことは大切なので、小さなアプリでも自分で作ることで理解が深まっていると感じます。

今後はWeb版アプリにも挑戦したい

今後は、iOSアプリだけでなくWeb版アプリにも挑戦したいと考えています。スマホから使いやすいWebアプリを作れれば、端末を問わず使いやすくなりますし、フロントエンド、バックエンド、データベースまで一通り経験できます。実務で使える技術力を伸ばすうえでも、Webアプリ開発はかなり重要なテーマです。

最初から大きなサービスを作る必要はありません。まずは小さく作り、実際に動かしながら改善していく。完成品だけでなく、開発途中の悩みや失敗もブログで記録していきます。

個人開発を始めて感じたメリット

個人開発を始めて感じたのは、自分で考えて形にする経験がかなり大きいということです。教材を見て学ぶだけではなく、実際に手を動かして作ることで理解の深さが変わります。エラー対応や仕様決めも含めて、実務に近い経験ができます。

自分で考える力がつく

個人開発では、何を作るかを自分で決める必要があります。
仕事では、すでに決まっている仕様やタスクに沿って進める場面も多いですが、個人開発では最初の段階から自分で考えることになります。

「どんな課題を解決したいのか」

「どの機能を優先するのか」

「どこまで作れば一区切りにするのか」

最初はかなり迷いますが、この迷う過程そのものが勉強になります。実務でも、ただ指示を待つだけでなく、目的や優先順位を考える力は必要です。個人開発を通じて、自分で考える力を少しずつ伸ばせている実感があります。

エラー解決力が上がる

個人開発では、エラーで止まることがよくあります。むしろ、スムーズに進むことの方が少ないくらいです。
画面が思った通りに表示されない。データが保存されない。認証がうまく動かない。ビルドでエラーが出る。こうした問題に何度もぶつかります。

最初はかなりしんどいものですが、エラーメッセージを読み、原因を調べ、少しずつ切り分けていくことで解決力が鍛えられます。実務でもエラー対応は避けられないので、個人開発で何度もエラーに向き合う経験は実務にも役立つはずです。

エラーは嫌ですが、成長イベントだと思えば少しだけ受け止めやすくなります。ゲームなら経験値が入る場面。現実では、たまに心が折れます。

完成していなくても記録する価値がある

個人開発は、完成したアプリだけが成果物ではありません。途中で詰まったことや改善したことも、そのままブログやSNSの発信ネタになります。

アプリを作ろうと思った理由、実装で詰まったところ、エラーの解決方法、画面デザインで悩んだこと。こうした過程は、後から見返したときに「このときはここで詰まっていたんだ」と振り返れる自分の記録になりますし、同じように個人開発を始めたい人の参考にもなります。この「過程そのものの価値」については、後半でもう少し詳しく触れます。

個人開発で大変だったこと

個人開発はメリットが多い一方で、簡単なことばかりではありません。
特に本業後の時間確保や、完成まで持っていく難しさは大きな壁になります。ここでは、実際に感じた大変だったことを整理します。

本業後の時間確保が難しい

個人開発で一番難しいのは、時間の確保です。平日は本業があるため、仕事が終わるとどうしても疲れています。「今日は開発を進めよう」と思っていても、気づいたらSNSを見ていたり、YouTubeを見ていたりする。人間ですからね。毎日がっつり開発するのは簡単ではありません。

  • 平日は1日1時間
  • 週末に3~5時間

まとまった時間を取ろうとしすぎないことが大切です。
1日30分でも、少しだけコードを読む。エラーの原因を1つ調べる。画面の文言を少し直す。

それだけでも前進です。完璧な開発時間を作ろうとすると、逆に続きません。
少しずつでも進めることを意識した方が、結果的に継続しやすくなります。

本業後に少しでも作業しやすくするために、デスク環境も少しずつ整えています。

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完成まで持っていくのが難しい

個人開発は、始めるよりも完成させる方が難しいです。最初はやる気があり、新しい技術を触るのも楽しいものです。
しかし、途中でエラーが続いたり、実装したい機能が増えたりすると、だんだん完成が遠くなります。

「あれも入れたい」

「この機能も必要かもしれない」

「どうせならデザインも整えたい」

こう考えているうちに、いつまでも完成しない状態になりがちです。私自身も、完成まで持っていく難しさを痛感しています。

最初から完璧を目指さないこと。まずは最低限の機能だけで動く形にして、そこから少しずつ改善する。
個人開発では、この考え方がかなり重要です。

何を作るかで迷いやすい

個人開発では、何を作るかでも迷いやすいものです。

「せっかく作るなら、すごいものを作らないといけない」

「ポートフォリオに載せるなら、ちゃんとしたアプリじゃないとダメ」

このように考えると、なかなか手が動きません。

最初から大きなアプリを作る必要はなく、自分の悩みや日常の不便から考えると、作るものは見つけやすくなります。
体調を記録したい。勉強時間を管理したい。買ったものを整理したい。日々のタスクを管理したい。こうした小さなテーマでも、実際に作ってみると学べることは多いです。大切なのは、すごいものを作ることではなく、自分で考えて形にすること。小さくても完成させる経験は、次の開発につながります。

個人開発は未完成でも意味がある

個人開発というと、完成したアプリやサービスを公開しないと意味がないと思いがちです。しかし、実際には完成までの過程にも十分価値があります。調べたこと、失敗したこと、改善したことは、すべて自分の経験として残るからです。

作る過程そのものが経験になる

個人開発は、完成品だけが価値ではありません。エラーで止まったこと、公式ドキュメントを読んだこと、画面設計で悩んだこと、実装方法を調べたこと。これらはすべて経験です。完成していないからといって、何も得られていないわけではありません。

むしろ、詰まったところや失敗したところの方が、後から見返したときに学びになります。面接でも「なぜ作ろうと思ったのか」「どこで苦労し、どう解決したか」を話す具体的な材料になるはずです。ただ技術名を並べるよりも、自分で考えて作った経験があるほうが話に具体性が出ます。

ブログに残しておけば、自分の学習記録にもなりますし、同じように個人開発を始めた人にとってもリアルな過程は参考になるはずです。きれいな成功談だけでなく、途中で悩んだことも発信していきたいと思っています。

今後このカテゴリで発信したいこと

この記事は、SHU LOGの「個人開発」カテゴリの最初の記事です。今後は、完成したものだけでなく、開発途中の悩みや改善したこと、使った技術の学習メモも記録していきます。同じように個人開発を始めたい人の参考になるよう、リアルな過程を残していく予定です。
継続できない。完成しない。何を作るか迷う。本業と両立できない。こうした技術以外の悩みも、隠さず書いていきます。

個人開発というと、すごいアプリを作っている人が目立ちますが、実際には同じように悩んでいる人も多いはず。うまくいったことだけでなく、うまくいかなかったことも記録していきたいです。

まとめ|低年収エンジニアこそ個人開発に挑戦する価値がある

個人開発は、実務だけでは足りない経験を補える手段です。すぐに収益化できたり、転職で評価されたりするとは限りません。資格を取る、実務経験を積む、転職活動をする、副業に挑戦する…低年収から抜け出すための選択肢の中の1つとして、個人開発も意味があると考えています。それでも、自分で考えて作った経験は確実に残ります。

今回の記事の内容をまとめると、次の通りです。

  • 個人開発は、実務だけでは足りない経験を補える
  • 作ったものをGitHubやブログに残せば、転職活動や年収アップの材料にもなる
  • 完成していなくても、学んだ過程には価値がある
  • SHU LOGでは、個人開発の過程も記録していく

個人開発は、いきなり大きな成果を出すためのものではありません。まずは小さく作って、失敗しながら改善していくこと。低年収ITエンジニアの自分が、個人開発を通じてどこまで成長できるのか。このカテゴリでは、その過程をリアルに記録していきます。