「iPhone17が届いたけれど、何から始めればいいのか分からない」
「写真やLINEのデータが消えないか不安」
「旧iPhoneはいつ初期化すればいい?」
新しいiPhoneへの機種変更では、このような不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
私も、6年10か月使ったiPhone 11 ProからiPhone17へ買い替える際、データ移行やLINEMOのeSIM設定に不安がありました。
今回利用したのは、iCloudバックアップから復元する方法ではありません。クイックスタートを使い、旧iPhoneからiPhone17へWi-Fi経由で直接データを転送しました。
本記事では、iPhone17が届いてから実施したデータ移行の手順と、旧iPhoneを初期化する前に確認したい15項目を紹介します。
Contents
iPhone17が届いたらやることは5ステップ
iPhone17が届いたら、すぐに旧iPhoneを初期化するのではなく、データや設定を確認しながら順番に進めます。
今回、私が機種変更した端末と利用環境は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧端末 | iPhone 11 Pro 256GB |
| 使用期間 | 6年10か月 |
| バッテリー最大容量 | 69% |
| 新端末 | iPhone17 256GB |
| 購入方法 | Appleオンラインストア |
| 通信会社 | LINEMO |
| SIM | 物理SIMからeSIMへ変更 |
| データ移行 | クイックスタートによる直接転送 |
| 主な用途 | LINE、SNS、ブログ、写真撮影、決済、ゲーム |
iPhone 11 Proは、LINEやSNSだけでなく、ブログ用の写真撮影やスマホゲームにも使用していました。
最近は「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」のプレイ中に画面が固まり、アプリが強制終了することもありました。
こうした不便を解消するため、iPhone17へ買い替えています。
「iPhone 11 Proはまだ動くけど、そろそろ買い替えた方がいいのかな?」 「バッテリーを交換して使い続けるか、新しいiPhoneを買うか迷う」 「もうすぐ次のiPhoneが発表されるなら、今は待った方がいい?」 長[…]
到着後に確認する15項目
iPhone17が届いたら、以下の15項目を順番に確認します。
- 安定したWi-Fi環境
- 2台分の充電
- 旧iPhoneのiOS
- Apple Accountのパスワード
- 旧iPhoneの使用済み容量
- LINEのトーク履歴
- ローカル保存データ
- iPhone17の外観と付属品
- クイックスタートによる直接転送
- LINEMOのeSIM
- 電話・SMS・モバイル通信
- 写真・連絡先・ファイル
- LINE・認証・決済アプリ
- Apple Pay・Apple Watch・ゲーム
- 旧iPhoneの初期化
クイックスタートが完了しても、すべての設定が終わったとは限りません。
アプリの再ダウンロードや再ログイン、本人認証が必要になる場合があります。ホーム画面が元どおりになっただけで安心せず、各アプリを実際に開いて確認しましょう。
旧iPhoneはすぐに消去しない
データ移行後も、旧iPhoneはすぐに初期化しない方が安心です。
アプリの再ログインや本人認証で、旧端末に届く通知や登録情報が必要になる可能性があるためです。
Appleも、下取り前に新しい端末へ情報を転送し、必要なデータを確認してから旧端末を消去するよう案内しています。
参考:iPhoneを下取りに出す前にやっておくべきこと|Apple
iPhone17で電話、決済、連絡、仕事、副業に必要な機能を使えることを確認してから、旧端末を初期化します。
データ移行前に旧iPhoneで準備したこと
今回のデータ移行では、iCloudバックアップから復元する方法ではなく、クイックスタートによる端末間の直接転送を選びました。
直接転送を始める前に、Wi-Fiや充電だけでなく、LINEとローカル保存データも確認しています。
Wi-Fi・充電・iOSを確認する
クイックスタートを始める前に、以下を準備しました。
- 安定したWi-Fi環境
- iPhone 11 ProとiPhone17の充電
- 2台分の充電ケーブル
- Apple Accountのパスワード
- 旧iPhoneのパスコード
- 最新版へ更新したiOS
旧iPhoneではWi-FiとBluetoothをオンにし、iPhone17の近くに置きます。
直接転送中は2台のiPhoneを使用できないため、電話や仕事の連絡が少ない時間帯に進めた方が安心です。
Appleも、クイックスタート中は両方の端末が使えなくなるため、端末を使用しなくても問題ない時間帯を選ぶよう案内しています。
iCloudではなく直接転送を選んだ理由
私が利用しているiCloudは、無料の5GBプランです。
旧iPhoneには5GBを超える写真やアプリなどが保存されており、通常のiCloudバックアップを作成できる空き容量がありませんでした。
そのため、今回はiCloudバックアップから復元する方法ではなく、クイックスタートの「iPhoneから転送」を選んでいます。
クイックスタートでは、主に以下の転送方法を選択できます。
- iCloudからダウンロードする
- 以前のiPhoneから直接転送する
今回選んだのは、後者の「以前のiPhoneから直接転送する」方法です。
iCloudからダウンロードする場合は、設定後もバックグラウンドでアプリやデータの復元が進みます。
一方、直接転送では、データ移行が終わるまで2台のiPhoneを近くに置いて待つ必要があります。
また、データ移行が完了するまで2台のiPhoneは操作できないです。
Appleでは無料で5GBのiCloudストレージを利用できます。
なお、新しいiPhoneの購入時には、一時的なiCloudストレージを利用できる場合もあります。ただし、今回は使用していません。
LINEとローカル保存データを確認する
iPhone同士で直接転送する場合でも、LINEやアプリ内データは事前に確認しておいた方が安心です。
LINEでは、以下の登録状況を確認しました。
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
- バックアップ用PINコード
- トーク履歴の状態
LINE公式では、同じOS間でトーク履歴のバックアップがある場合、バックアップ分のトーク履歴を復元できると案内しています。
また、「ファイル」アプリの「このiPhone内」も確認しますします。
PDF、画像、録音、動画編集アプリのデータなど、端末内だけに保存されているファイルがある場合は、移行後に実際に開けるか確認しましょう。
ゲームアプリについては、アカウント連携や引き継ぎ設定も確認しておくと安心です。
クイックスタートで旧iPhoneから直接転送する
事前準備が終わったら、iPhone 11 ProとiPhone17を近くに置き、クイックスタートを始めます。
開封後に本体と付属品を確認する
iPhone17の設定を始める前に、外箱と本体の状態を確認します。
- 外箱に大きなへこみがないか
- 画面や背面に傷がないか
- カメラ部分に異常がないか
- 付属品がそろっているか
- 電源が正常に入るか
初期不良が疑われる傷を見つけた場合に備えて、ケースや画面フィルムを装着する前の状態を撮影しておきます。
ブログ用としては、開封前、開封直後、iPhone 11 Proとのサイズ比較を撮影しておくと、別の記事でも活用できます。
「AppleオンラインストアでiPhoneを購入したいけれど、下取りの流れが分からない」 「新しいiPhoneが届く前に、古いiPhoneを送らなければならないの?」 「データ移行や初期化を、どのタイミングで進めればいいのか不安[…]
クイックスタートで直接転送した手順
今回実践した手順は以下のとおりです。
- iPhone 11 ProをWi-Fiへ接続する
- Bluetoothをオンにする
- iPhone17の電源を入れる
- 2台のiPhoneを近くに置く
- 旧iPhoneに表示される案内から設定を始める
- iPhone17に表示されるアニメーションを読み取る
- iPhone17へ旧iPhoneのパスコードを入力する
- Face IDなどの設定を進める
- データの転送方法で「iPhoneから転送」を選ぶ
- 2台を充電しながら転送完了まで待つ
ここで「iCloudからダウンロード」を選ぶと、今回実践した方法とは異なります。
私は「iPhoneから転送」を選び、iPhone 11 Pro内のデータをiPhone17へワイヤレスで直接移行しました。
転送中は2台を離したり、電源を切ったりせず、近くに置いたまま待ちます。
Appleによると、転送時間はネットワークの状況やデータ量などによって変わります。
今回の旧iPhoneの使用済み容量と転送時間は、以下のとおりです。
- 使用済み容量:121.7GB
- 転送開始時刻:14:26
- 転送完了時刻:14:39
- 実際にかかった時間:13分
事前に写真データをAmazon Photosに保存して旧iPhoneから写真や動画を削除するなどして、移行するデータを減らす工夫をしました。
Amazon Primeに加入している人はぜひ活用してみてください。
直接転送のメリット・デメリット
旧iPhoneから直接転送するメリットは、iCloudの空き容量を増やさなくてもデータを移行できることです。
私のように無料の5GBプランを使用しており、通常のiCloudバックアップを作成できない場合でも選択できます。
一方、以下のデメリットもあります。
- 転送が終わるまで2台を使用できない
- 旧iPhoneが正常に動作する必要がある
- 2台を近くに置いておく必要がある
- データ量によっては時間がかかる
- 転送後も一部アプリの再ログインが必要
- 直接転送そのものはバックアップではない
特に注意したいのは、直接転送とiCloudバックアップデータによる転送は別物であることです。
旧iPhoneが故障して操作できない場合、同じ方法では移行できません。
今回は旧iPhoneが正常に動作し、手元にある状態だったため直接転送を利用できました。
LINEMOの物理SIMをeSIMへ移行する
データを移行した後は、iPhone 11 Proで使用していたLINEMOの物理SIMを、iPhone17のeSIMへ変更します。
データ移行が終わっても、eSIMが有効になっていなければ、Wi-Fiのない場所で電話やインターネットを利用できません。
物理SIMをクイックスタート中にeSIMへ移行する
今回、LINEMOの物理SIMからeSIMへの移行は、iPhone17の初期設定が終わった後に「設定」アプリから実施したわけではありません。
クイックスタートを進めている途中で「電話番号を転送」という画面が表示され、そのままiPhone 11 Proの物理SIMからiPhone17のeSIMへ電話番号を転送しました。
そのため、LINEMOのMy MenuからeSIMを再発行したり、QRコードを読み取ったりする作業は行っていません。
クイックスタート中に物理SIMからeSIMへ変更した手順
実際に物理SIMからeSIMへ移行した手順は、以下のとおりです。
- iPhone 11 ProとiPhone17を近くに置く
- クイックスタートを開始する
- データ移行完了後、iPhone17に「電話番号を転送」と表示される
- 転送する電話番号を確認する
- iPhone17で「iPhoneから転送」を選ぶ
- iPhone 11 ProをiPhone17の近くに置いたまま待つ
- 画面の案内に沿って電話番号の転送を完了する
- iPhone17で電話番号とモバイル通信を確認する
iPhone17の画面には、次の説明が表示されました。
電話番号をこのiPhoneに転送すると、もう一方のiPhoneの物理的なSIMは使用できなくなります。
一方、iPhone 11 Proには「ほかのiPhoneで続ける」と表示されます。
電話番号の転送が完了するまでは、2台を離さず、電源とWi-Fiへ接続した状態で待ちました。
今回は「あとで設定」を選ばず、クイックスタート中に電話番号を転送しています。
電話番号の転送が終わると旧物理SIMは使えなくなる
電話番号の転送が完了すると、iPhone17ではLINEMOの回線がeSIMとして利用できるようになります。
その代わり、iPhone 11 Proに入っている物理SIMでは、同じ電話番号を利用できなくなります。
クイックスタート中に電話番号を転送できたため、データ移行後に「設定」からeSIMを追加する作業は必要ありませんでした。
Apple公式でも、新しいiPhoneで電話番号が有効になると、以前使用していたSIMが無効になると案内されています。
eSIM移行後に電話・SMS・モバイル通信を確認する
クイックスタートとデータ移行が終わったら、Wi-Fiを切って以下を確認します。
- iPhone17にアンテナが表示されているか
- Wi-Fiを切った状態でWebサイトを開けるか
- 電話を発信できるか
- 別の端末から着信できるか
- SMSを送受信できるか
- LINE通話ができるか
- 「設定」の「モバイル通信」にLINEMOの回線が表示されているか
アンテナが表示されていても、電話やモバイル通信が正常に使えるとは限りません。
実際に発信やWebサイトの表示まで確認できれば、物理SIMからeSIMへの移行は完了です。
データ移行後に確認するアプリと設定
データ移行後は、日常生活や仕事への影響が大きいものから確認します。
ホーム画面が元どおりになっていても、アプリのデータやログイン状態まで移行できているとは限りません。
写真・連絡先・ファイルを確認する
最初に、以下の基本データを確認します。
- 写真・動画
- 連絡先
- SMS・iMessage
- カレンダー
- メモ
- ボイスメモ
- Safariのブックマーク
- パスワード
- 「ファイル」アプリ内のデータ
写真は枚数だけでなく、古い写真と機種変更直前に撮影した写真を実際に開きます。
ファイルについても、名前が表示されているだけで判断せず、実際に開けるか確認しましょう。
LINE・認証・決済アプリを確認する
次に、連絡や本人確認に使うアプリを確認します。
- LINE
- メール
- 認証アプリ
- 銀行・証券アプリ
- クレジットカードアプリ
- QRコード決済
- マイナポータル
- X・Threads・Instagram
認証アプリへ入れないと、仕事や副業で使うサービスにもログインできない可能性があります。
仕事や副業を止めないためにも、連絡、認証、決済に使うアプリから優先して確認しました。
再ログインや再設定が必要だったアプリはLINE、銀行系、クレジットカード系が中心でした。
Apple PayとApple Watchを確認する
Apple Payでは、以下を確認します。
- クレジットカード
- 交通系ICカード
- エクスプレスカード
- 電子マネー
- 利用履歴
交通系ICカードは、設定アシスタントまたはウォレットアプリから新しいiPhoneへ移行できます。
参考:交通系ICカードをAppleウォレットへ追加する|Apple
Apple Watchを使用している場合は、iPhone17との接続、通知、ヘルスケア、アクティビティも確認します。
ゲームとローカルデータを確認する
ゲームアプリは、起動できるかだけでなく、セーブデータや購入情報も確認します。
私の場合は、「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」のアカウントとセーブデータが引き継がれているかを確認しました。
iPhone 11 Proでは、プレイ中に画面が固まって強制終了することがありました。iPhone17で動作が改善したかも確認したいポイントです。
確認後にiPhone 11 Proを初期化して下取りへ出す
必要なデータとアプリを確認できたら、iPhone 11 Proを初期化します。
到着した当日に急いで消去せず、iPhone17だけで普段どおり生活できることを確認してから進めましょう。
旧iPhoneを消去する前の最終確認
初期化前のチェック項目は以下のとおりです。
- 電話・SMS・モバイル通信が使える
- LINEのトーク履歴が残っている
- 写真・連絡先・ファイルを確認できる
- 認証アプリへログインできる
- 銀行・決済アプリが使える
- Apple Payと交通系ICカードが使える
- Apple Watchが接続されている
- ゲームデータが引き継がれている
- 下取り前の端末写真を保存している
1つでも確認できていない項目があれば、旧iPhoneは消去しないでください。
特に今回はiCloudバックアップを作成していないため、移行後の確認が終わるまで旧iPhoneを残しておくことが重要でした。
Apple AccountとApple Watchを整理する
Apple Watchを使用している場合は、新しいiPhoneとの接続状況を確認します。
その後、Appleの案内に従ってApple Account、「探す」、アクティベーションロックの状態を確認しましょう。
iPhone 11 Proに入っている物理SIMカードも取り出します。
すべてのコンテンツと設定を消去する
旧iPhoneの初期化は以下の手順で進めます。
- 「設定」を開く
- 「一般」を選ぶ
- 「転送またはiPhoneをリセット」を選ぶ
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選ぶ
- Apple Accountのパスワードなどを入力する
- 初期化後に「こんにちは」画面が表示されることを確認する
ケース、フィルム、物理SIMカードなどを外し、下取りの案内に従って梱包します。
まとめ|iCloudを使わず旧iPhoneから直接移行できた
iPhone17が届いたら、以下の順番でデータ移行を進めました。
- 旧iPhoneの設定と保存データを確認する
- クイックスタートで旧iPhoneから直接転送する
- LINEMOの物理SIMをeSIMへ変更する
- 電話・アプリ・決済・ゲームを確認する
- 問題がなければ旧iPhoneを初期化する
今回利用したのは、iCloudバックアップからデータを復元する方法ではありません。利用中のiCloudが無料の5GBプランで、旧iPhone全体をバックアップできる空き容量がなかったため、クイックスタートの「iPhoneから転送」を選びました。
直接転送なら、旧iPhoneが手元にあり正常に動作していれば、iCloudの空き容量を増やさずにデータを移行できます。
ただし、クイックスタートによる直接転送が完了しても、すべての設定が終わったとは限りません。
LINE、認証アプリ、Apple Pay、交通系ICカード、ゲームなどを実際に開き、普段どおり使えることを確認しましょう。
すべての確認が終わるまで旧iPhoneを残しておくことが、データ移行で後悔しないための重要なポイントです。